- TOP
- > 用語集
用語集
「授業の目的」の書き方
●当該授業の存在意義を書きます。
●学生を主語として書きます。
●「この授業がなぜ必要か」=「学習内容がどのように使用されるのか」を記述します。
「~するために」を入れるとよいでしょう。
●複雑な概念を持つ動詞,総括的な概念を持つ動詞を用いて表します。
____________◆授業の目的に使用する動詞___________________
知る 認識する 理解する 感ずる 判断する
価値を認める 評価する 位置づける 考察する 使用する
実施する 適用する 示す 創造する 身につける
___________________________________________________
「到達目標」の書き方
●この授業の終了段階で,できるようになってほしい行動を「○○できる」という形式で書きます。
●「理解する」のような概念的言葉でなく,観察可能な行動で表現します。動詞は,知識・態度・技能の三領域に分けて記述するとわかりやすくなります。
___________◆授業の到達目標に使う動詞(知識の領域)__________
列記する 列挙する 述べる 具体的に述べる 説明する
分類する 比較する 例を挙げる 類別する 関係づける
解釈する 予測する 選択する 同定する 弁別する
推論する 公式化する 一般化する 使用する 応用する
適用する 演繹する 結論する 批判する 評価する
__________________________________________________
_______◆授業の到達目標に使う動詞(態度・習慣の領域)_______
行う 尋ねる 助ける コミュニケーションする
寄与する 協調する 示す 見せる
表現する 始める 相互に作用する 系統立てる
参加する 反応する 応える 配慮する
__________________________________________________
_______◆授業の到達目標に使う動詞(技能の領域)___________
感ずる 始める 模倣する 熟練する 工夫する
実施する 行う 創造する 操作する 動かす
手術する 触れる 触診する 調べる 準備する
測定する
___________________________________________________
出典:佐藤浩章編(玉川大学出版部)
『大学教員のための授業方法とデザイン』p.6~8
玉川大学出版部サイト
コンピュータを用いた教授・学習方法あるいは環境(システム)。個人用携帯情報端末やパソコン、サーバー用ワークステーション等を含めた幅広いコンピュータの活用方法が考えられている。
履修登録科目数上限制度。単位取得に必要な学習時間の確保のため、各学生が一学期に履修を登録できる総単位数に上限を設定すること。一般的には、優秀な学生に対しては、より多くの科目の履修が認められる。
コンピュータを用いた学習活動の支援方法あるいは環境(システム)。
コンピュータを用いたテスト。医学教育においては、臨床実習開始前に学生の知識・技能・態度を評価する全国教養試験が行われているが、知識・思考力(問題解決能力)を問う多肢選択式試験をコンピュータを使用して行っている。
学習効果を高めたり、学習者や教授者の利便性を向上させるために情報や通信技術を活用した学習システムの総称。
大学教員の教育能力向上のための個人的・組織的取組。他国ではStaff Development、Professional Developmentと呼ばれることもある。
個々の学生の学力を数値化するもので、学業成績点と呼ばれる。成績を数値で表す最も共通な方法は、秀=4、優=3、良=2、可=1、不可=0とする。奨学金や授業料免除の資格審査に用いられることもある。
大学など高等教育機関で実施されている技術者教育プログラムが社会の要求水準を満たしているかどうかを、日本技術者教育認定機構が公平に評価し、要求水準を満たしている教育プログラムを認定する専門認定制度。
医学教育において行われる技能・態度を客観的に評価する臨床能力試験。
一覧
- 授業の目的と到達目標(シラバスの書き方)
- CAI(シー・エイ・アイ)[Computer-Aided Instruction]
- CAP制(キャップ制)
- CBT①(シー・ビー・ティー[Computer-Based Training])
- CBT②(シー・ビー・ティー[Computer-Based Test])
- eラーニング(イー・ラーニング)
- FD(エフディー[Faculty Development])
- GPA(ジーピーエイ[Grade Point Average])
- JABEE(ジャビー[Japan Accreditation Board for Engineering Education])
- OSCE(オスキー[Objective Structured Clinical Examination])
- PBL(ピービーエル[Problem-Based Learning])
- SD(エスディー[Staff Development])
- TAD(ティーエーディー[Teaching Assistant Development])
- WBT(ダブリュービーティー[Web-Based Training])
- アクレデテーション
- インストラクショナル・デザイン
- インターンシップ
- オフィスアワー
- 学位授与の方針,教育課程編成・実施の方針
- クォーター制
- コアカリキュラム
- コース
- コンソーシアム
- シラバス
- 初年次教育
- スタディ・スキル
- ソーシャル・スキル
- セメスター制度
- チュートリアル教育
- 入学者受入れ方針(アドミッション・ポリシー)
- ピア・サポート
- ピア・レビュー
- ポートフォリオ
- リメディアル教育
- ワークショップ