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室長からのメッセージ - 教育企画室について

 愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室は、愛媛大学の教育改革を推進するために2006年に設置された組織です。全学的な教育方針の立案、教育課題に関する調査研究、FD、SD、TA・SAの能力開発支援、カリキュラム開発支援、IR、準正課教育などの幅広い活動を実施しています。
 
 教育企画室の活動にはいくつかの特徴があります。その一つは、体系的に制度化された能力開発の機会の提供です。FDの取り組みは、FDマップを定めて授業の改善、カリキュラムの改善、体制の整備・改革の3つのレベルに整理されています。新任教員に対しては、本学独自のテニュア教員育成制度のもとで、100時間の研修のカリキュラムが提供されます。SDの取り組みとしては、新任職員から管理職を対象とした階層別研修と職務別研修を提供しています。さらに、SDの実践的指導者、IR推進の専門家、カリキュラム開発の専門家などを養成するための研修も実施しています。
 
 活動を通して得られた知見を論文だけでなく、書籍やハンドブックの形で発信していることも教育企画室の特徴です。これまで教員向けの教授法の書籍、職員向けの能力開発の書籍、学生向けの教材などを数多く刊行しています。
 さらに、大学間ネットワークを牽引している点も教育企画室の特徴です。とりわけ、四国全域の高等教育機関が連携するSPOD(四国地区大学教職員能力開発ネットワーク)において愛媛大学が代表校となり、加盟機関の教職員能力開発と機関を越えた交流を積極的に進めています。
 
 これらの教育企画室のFD、SDの活動実績が評価され、2010年から文部科学大臣によって継続的に教育関係の共同利用拠点(拠点名称:教職員能力開発拠点)として認定されています。教職員能力開発拠点の活動として、教職員個々人の能力開発に加え、カリキュラム、制度、組織体制などの改善に向けた組織開発支援を展開しています。
現在の大学教育に対する期待は高まっています。高まる期待に対し、教育企画室は、高等教育分野の専門家集団として、「学生中心の大学」を標榜する愛媛大学の教育改革を推進するとともに、他機関の教育改革を支援することで、日本の大学教育の高度化に貢献していきます。

中井 俊樹
学長特別補佐,教育企画室長,教授